東京常備菜ライフ

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内旋と外旋

電車通勤と虎ノ門

朝の天気予報で50パーセント/80パーセントと言っていたのに、降られたのは駅から家に向かって半分くらい歩いた時からだった。
霞ケ関で下りて、ミッドブレスに向かう途中で面白いことに気がついた。
小山裕史の『ウォーキング革命』を読んで、BeMoLoシューズで歩くようになってから、初動負荷の歩き方にすっかり慣れてきた。
初動負荷ウォーキングのポイントは、自分が理解している範囲では、

  1. 重心の移動が先行して、足は自然に前に出る。
  2. 振り出した足は内旋して着地する。
という2点にあると考えているところ、虎ノ門界隈を歩いている人のほとんどが、振り出した足が外旋して着地していることを発見した。
要するに、つま先が開いた状態で歩いている人が99パーセントで、つま先が真っ直ぐ出ている人はほとんど見かけなかった。
BeMoLoシューズで歩いていると、初動負荷ウォーキングはごく自然で当然のことのように思えるが、この歩き方を意識する前はどうだったか思い出してみると、自分もまた大部分の人と同様に外旋着地で歩いていた。
今の状態で、意識して足を外旋させて歩いてみると、膝から上の筋肉全体が強烈に捩れて、すごいストレスがかかっていることが分かる。
以前、つま先を開いた形のスクワット(膝関節中心のしゃがみ)や、重心を後ろに残した状態で、平地を歩くときよりさらにつま先を開いて階段やエスカレーターを駆け降りることによって、大腿四頭筋に肉離れに近い炎症を起こしていたのは、振り返ってみると当然の結果だったと思える。
また、初めてつま先を開かない初動負荷形態のスクワットをやった時に、強烈な大腿四頭筋の筋肉痛に襲われたことがあった(2月4日: オスグットふたたび)が、この原因は、習慣的な外旋によってねじれた状態で硬化していた大腿四頭筋の歪みが、高重量のBMLスクワットによって修正された時の痛みだったことが考えられる。
実際に、その後は階段を駆け降りても、スクワットをやった日でも、以前のような筋肉痛(炎症)には襲われていない。
そのように考えてみると、大部分の現代人が正しくない靴と歩き方によるストレスを蒙っていることが分かるように思える。

■胸・広背・脚

  • スミスマシンインクラインベンチプレス(胸) 50kgx1セット〜70kgx1セット
  • ペックマシンフライ(胸) 80lbs.x1セット〜100~90lbs.x1セット
  • バーベルベントロウ(広背) 60kgx1セット〜70kgx1セット
  • 斜め懸垂@スミスマシン(広背) 1セット
  • ラットプルダウン(広背) 110lbs.x1セット
  • BML(もどき)スクワット 60kgx1セット〜100kgx1セット〜130kgx1セット
  • スミスマシンフロントスクワット(大腿四頭筋) 80kgx2セット
  • レッグエクステンション(大腿四頭筋) 100lbs.x1セット
  • BMLストレッチ
40分。
大塚のジョグメイト。
帰宅してから玄米ご飯。
レーニング後の計量は72.5kg。
先日のコメントで努武尊さんに、体重計に乗るのはやめるようアドバイスされたが、玄米ご飯を始めてから今日で一週間ということで、この間の体重の変動が気になっていたので計量してしまった。
その結果、ちょうど一週間前(72.7kg)とほとんど体重に変動がないことを確認できたので、今後は計量しないで鏡を見て判断することにするつもりです。
BML(もどき)スクワットは、調子がよければもっと高重量を狙うつもりだったが、今日はバランスが悪く、新トレーニング革命で悪い例として紹介されている膝関節スクワットに近いものになってしまった。
また、ボディビルのトレーニングで初動負荷形態のスクワットをやるのは非効率かもしれない。
先日、アースのコーチに聞いた話では、初動負荷のトレーニングでは大腿四頭筋などを含む身体の前面はあまり発達させたくない(筋肉を付けない)という考え方になっているようだ。
確かに、初動負荷形態のスクワットのターゲットは大殿筋とハムストリングであり、こればかりやっているとビルダー的な大腿四頭筋そのものの発達はおろそかになってしまいそうだ。
そこで、努武尊さんに教わったスミスマシンによるフロントスクワットで脚を追い込んでやろうと考えた。
スミスマシンは甘くなかった。(´・ω・`)
パワーラックの方で、70kgメインで7~8レップスはできるようになっているので、フリーウエイトより楽なスミスマシンなら80kgからいきなりやってもOKだろうと思ったのだが、やってみると意外に重く感じられ、最初の1セット目は4レップス止まりだった。
これはイカンと思ってやった2セット目は3レップス。
それでも、潰れる心配もなく、膝や腰へのストレスも少ないスミスマシンなら大腿四頭筋そのものを追い込みやすいので、今後はこれで行くかもしれない。