久しぶりの更新はダイナモライト工作。
- 3-LED Cree 3-Mode Regulator + Reflector 2x18650 Module Set (3.6V-9V)
- 3-LED Cree 3-Mode Regulator + Reflector 2x18650 Module Set (3.6V-9V) SKU: S004887
最初、DXから2個取り寄せたが、下手な工作過程で破壊することを恐れてKaiからも3個取り寄せてしまった。(´・ω・`)
しかも、最初から勘違いしていた。
これを見たときは、寸法的にランドナーとスポルティーフに使っている砲弾型ライトにすっぽり収まりそうじゃないかと思った(思っただけで厳密に計測した訳ではない)のと、このモジュールをそのまま使えばCreex3灯の最強のダイナモライトになるじゃないかと単純に思い込んでしまった。
ところが、オーダーしてしばらくしたら「3-Mode」であることに気付いた。
要するに、このまま自転車に使っても停止する度にモードが切り替ることになる。
さらに、何気なく検索してみたら、点灯して1分も保たずに発火・昇天してしまったという悪い評判ばかり。(参照:解体覚書:3Creeモジュールだったモノ)
これはトンデモないものに手を出してしまった。
ここで、LEDの師匠FRTさんに相談。
FRTさんから、3-Modeの回路は捨て、3個のCreeのVfが揃っているという前提でAMC7135(1050mA)に並列に繋いでやれば、ハイパワーLEDの最も効率の良い350mAでドライブできるというアイデア。
AMC7135は、これまた過去に取り寄せたものが腐るほど(たぶん20個以上)余っている。
しかし、いざやろうとしてみると、
- 元々付いている3-Modeのコンバータをうまく外す自信がない
- AMC7135の小さな基板にLEDからの配線(しかも3本づつ6本も)をうまく半田付けする自信がない
- そこから更に整流回路をうまく組み込む自信がない
これで計画は頓挫してしまい、しばらく放置していた。
そのうち、AMC7135を使わなくても、単に3個のCREEをいつもの整流回路(ブリッジダイオード)に並列に繋ぐだけで行けるじゃないかと思うようになった。
今日は、どこかへ走りに行く気にもなれず、トレーニングする気にもなれず、このまま一日が終わってしまうのかと思われたが、この宿題を思い出した。
左が今までランドナーで使っていたCreeモジュールと砲弾型ライトのリフレクタ。
2番目と3番目が取り寄せたCree3灯のモジュール。
4番目が3モードのコンバータ。
右はフラッシュライトで使う時のバネ。
コンバータは、ちょっと半田ゴテを当てただけで簡単に外れた。
そのコンバータに半田付けされていた6本の配線も簡単に外すことができた。
分かりやすく赤(LED+)と黒(LED-)の配線が3本づつ出ていた上に、不器用なオレに有難いことにけっこう長い配線だったのでブリッジダイオード(W02G)との半田付けもそれほど苦労せずにできた。
一番苦労させられたのが、砲弾型ライトへの組み込み。
微妙にモジュールの径が大きく、ピッタリ入れるためにモジュールの周囲をヤスリでかなり削った。
完成したライト。
しかし、モジュールをギリギリでライトの筐体に押し込んだ上に、写真右のネジを締め込んでいったら「ピキッ」という音がして、ライトのレンズ(貴重なガラス製)にヒビが入ってしまった。
これで、ライトからモジュールを無傷で取り出すことは不可能になってしまった。(無理にこじ開けようとするとたぶん貴重な砲弾型ライトが破壊される)
いつものとおり、ぶっつけ本番の工作なので、3個のCreeがちゃんと点灯するかどうかもテストしていない。
もう5時近くになっていたので、ダイナモを倒してツバサヘ。
しかし、ツバサに向かう時はまだ完全に暗くなっていないので、うまくいっているかどうか分からない。
ツバサで、メンテナンススタンドにランドナーをセットしてクランクを回してみたところ、ちゃんと3灯とも点灯していることを確認。
また、不思議なことに、ダイナモからの配線は自作ライトとウルトラレーザービーム3の両方に繋げてあるにもかかわらず、ウルトラレーザービームの方は点灯しなくなってしまった。
自作ライトの配線を外すとウルトラレーザービームは点灯する。
大野さんと雑談して、6時過ぎに帰宅。
配光が懐中電灯的でスポットだったのは、ちょっと期待外れだった。
また、それほど明るくならないのはCree1個当りの電流(1個あたりせいぜい200mA程度?)が少ないので仕方ない。
よかった点は、
- 3灯でCree1個のライトと同程度の明るさは確保されている
- 1個あたりの電流が少ないので熱暴走の心配が少ない
- スポットといっても、少しは周辺光も出ている
- ギリギリで収めたのでガタつきがない
というところ。