東京常備菜ライフ

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聖地と免許取り立ての恐怖

木崎湖ツーリング

日曜日は、買ったばかりのSL230の慣らしということで木崎湖に逝ってきました。アニメ関連のレポは、感想サイトではカズくんのおね☆ツイ巡礼記など写真入りの詳細で気合いの入ったサイトがあるが、オレはバイクで走ること自体が目的で、最初から日帰りのつもりだったので、立ち寄ったスポットはほんの少し。
「ゆ〜ぷる木崎湖」では「仲良ツインズコロッケ定食」(500円)を食べた。その他には、アニメに出てきたと思われる踏切とそれらしい風景を2、3見ただけだった。

  • 朝7時頃起きて出発。高井戸の陸橋を走っている時にエンジンが息切れするような感じになったので、これはガス欠かもしれないと、陸橋を下りたところにあるGSに寄ろうとしたら、GSがある歩道の手前でエンスト。そのまま押し歩いてGSに入って給油。
  • 高井戸・調布間で工事中との情報を聞いていたので、そのまま甲州街道を走って調布インターから中央高速へ。八王子までは渋滞していたが、ノロノロ動いている四輪の間を抜けて八王子へ。その先は比較的流れていたが、慣らしなので80km/hを保って走っていると、四輪にどんどん抜かれて行く。
  • プロドライバーの運転する4トン以上のトラックなどは、キチンとウィンカーを出した上で抜いてくれるが、DQNとして知られるデリカ、ステップワゴン、ライフあたりには車線変更しないで真横を通り抜けられたりする。また、サンデードライバーは追越車線に出るタイミングを失ってオレの後ろにピッタリ車間距離なしで貼付いてくるので質が悪い。
  • 真後ろに四輪に貼付かれると、すごいプレッシャーで、風で車体がふらついたりすると、しっかりニーグリップしていれば大丈夫と思っていても、ここでコケたりしたらどうなるんだろうと想像してしまう。『キリン』に出てきたモヒカンのセリフ(バイクに乗る理由・7巻131ページ)「へっ、あぶないからさ」を思い出してしまう。
  • SAに寄ると、四輪を運転している時には気にもとめなかった二輪専用の駐車場がある。談合坂SAで休憩した後、ひたすら走り続ける。
  • 長野自動車道へ入る前に中央道原PAで休憩。その後は走り続けて豊科ICで下車。147号へ。
  • 147号の途中にあったGSで給油。5.6リットル入り、前の給油からの走行距離が230.6キロだったので、燃費はリッターあたり41.1キロだった。
  • 走っているうちに黒部ダムの標識が出てきて、鉄人28号の舞台じゃないかと思うが、肝心の木崎湖がなかなか出てこないので焦る。
  • 木崎湖に到着してからは先に書いたとおりだが、「ゆ〜ぷる木崎湖」で食事をしていたら、隼が駐車場に入ってきた。すごい派手なゴールドの隼だったが、ライダーもアニオタなんだろうかと考えてしまう。また、お土産に「木崎湖温泉せんべい」
  • 帰りは風がやたらに強くなってくる。不安になるが、行きも高速で走り通したのだからと思って豊科ICから長野自動車道へ。
  • しかし、読みが甘かった。高速に乗った途端すごい横風に煽られて生きた心地がしない。
  • 梓川SAに入ると、二輪の駐車場に一台だけ止めてあったリッターSS(たぶんNinjaだったかもしれない)の人が話しかけてきた。しかし、オレは頭が横風のことでいっぱいで上の空。バイク屋に電話して、こういう場合どうすればいいか聞いてみようとか、いろいろ悩んでしまった。
  • いつまで待っても風は止みそうにないので、意を決して走り出す。怖いので、路肩を60キロくらいで走り松本ICで下車。
  • こうなったら東京まで下道で行くことにして、19号から松本市街を抜けて20号へ。高速と違って延々と走っている希ガス
  • 途中で雨が降り出すし、風もけっこう強い。市街地は渋滞だし、峠に入るとカーブの連続で怖い。
  • 長野県内でコンビニに立ち寄ったら、店から出てきた若い男が「ツーリングですか」と話しかけてきた。
  • 甲府の市街地を抜けたら、またまたワインディグロード(笹子峠)の連続の上に雨で暗くなって道がろくに見えずにビクビクしながら走り続ける。
  • 大月を過ぎ、上野原に入ったところで今日二回目のガス欠。前方を見たら数十メートル先にGSが見えたので、リザーブにしてエンジンをかけてGSへ。ここまで241.4キロで6.98リットル入ったので、リッターあたり34.5キロの燃費だった。
  • GSを出たら相模湖まで延々と渋滞。やっと抜けたと思ったら、ローリング族のために事故多発で、休日は125cc以下のバイク通行禁止という大垂水峠。完全に夜で暗い上に降り続く雨、メットのカバーに付いた水滴で視界が最悪、ビクビクしながら走り続けた。
  • やっと八王子市街に入って一息ついたと思ったら、四輪(青い4ドアセダン)の人に呼び止められてしまった。何を言われるかと思ったら、大垂水峠でオレがすごく危なっかしい走り方をしていたという。そういう時には、後続車に早く道を譲った方がいいと言われてしまった。オレも自分の運転がすごく危なかったのは自覚していたので返す言葉はなかったが、その時は早く峠を抜けることばかり考えていて、全く他のことを考える余裕がなかったのだった。反省。
  • 翌日バイク屋の人に聞いたら、大月から大垂水峠あたりのルートは危ないのでバイクのツーリングには使わないとか。
  • 八王子から都内に入っても雨は降り続き、思考能力が鈍って道を間違えそうになってしまったりで、ようやく家にたどり着いたのは日曜日の深夜24:30頃だった。

結局、日曜日だけで550キロ走り、走行距離が600キロを越えたので、今日、バイク屋オイル交換。ついでにリアボックスを付けた。また、高速の風には参ったので、風魔にフロントスクリーンを注文しますた。
風と雨と峠で散々怖い思いをしたツーリングだったが、一度もコケなかったし、今日になって近所を走り回ったらすごく楽しい。フロントスクリーンを付けたら、また高速を走ってみたいと思った。