東京常備菜ライフ

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future sex

マウンテンでツバサ。13.56km
昨日はすっかり天気予報に惑わされてしまった。(´・ω・`)

★Pumping Iron II: The Women (1985)
昨日はこれを見ていた。
アーノルド・シュワルツネガーが出ているパンピングアイアンは男性版だが、こちらは女性ビルダーたちがミス・オリンピアを目指すドキュメンタリー仕立てになっている。
男性版に比べて脚色は少なく、リアルタイムでコンテストに至る経過を追っている。
この映画の主演という位置付けになっている、レイチェル・マクリッシュ、ベブ・フランシス、カーラ・ダンラップの3人は、見ているうちにすっかり昔(80年代)の記憶が甦ってきた。
その頃は、ボディビルの情報源は今のようにインターネットがない時代だったので、せいぜいボディビル雑誌くらいしかなかったが、この3人、特にベブ・フランシスの印象は強烈だった。
個人的には、この頃からカーラ・ダンラップが好みだった。><
前半のトレーニング風景では、ベブが夫にトレーニングの補助をしてもらい、1セット終わったところでキスして仲睦まじいところを見せつけてくれる。
ほんの一瞬だが、フロントスクワットとバックスクワットのシーンが出てきて、フルボトムの正しいフォームで追い込んでいた。
また、広いプールを使って、カーラのシンクロナイズドスイミングの演技もたっぷり見せてくれた。
後半はコンテスト本番。
オリンピアのステージに立ったのは15名。
そこからピックアップ審査で8名に絞り込まれる。
次に、予選を通過した8名が一人づつステージに上がってフリーポーズ。
レイチェル・マクリッシュとカーラ・ダンラップはボディビルのポージングというより、女性的な動きを強調する演技を見せていたが、ベブ・フランシスのフリーポーズは、男性ボディビルダーそのものの演技だった。
ベブの演技中は、観客たちがあ然として息を飲む様子が映し出されていた。
また、コンテスト前、各審査の間で、審査員たちが集まって何を基準に評価するかで悩みまくっているシーンが頻繁に出てくる。
最後は、8名がステージに勢揃いしてポーズダウン。
その中でも、ベブ・フランシスだけは別格で、まるで女性の中に一人だけ男性ボディビルダーが混じっているような印象を受けた。
いよいよ順位発表だが、ここではカーラかベブのどちらかだろうと思いながら見ていたので、いきなり8位にベブ・フランシスがコールされてビックラコキマロ。
レイチェル・マクリッシュは3位、カーラ・ダンラップが優勝という結末。
2位のLori Bowenはベブ・フランシスを一回り小さくしたようなフィジークで、初めて聞く名前だった。
Bev Francis, Powerhouse Gym, Syosset, NY
このプロフィールのページを見ると、その後の1987~1989年のミスオリンピアで3位、1990~1991年には2位まで行っていることが分かる。
また、6年連続(1980~1985年)でパワーリフティングの世界チャンピオンに輝いていることからも、その筋肉が単なる見せかけのものではなかったことが分かる。
タイトルは、EDで流れる主題歌だが、まるでベブ・フランシスのために作られた歌のように聞こえてしまった。