東京常備菜ライフ

雑草・野草を取り入れた自炊ライフ・日光浴・図書館・音楽・読書・フラッシュライト(flashlight)・電池・LED

ササニシキ・大粒納豆・ゆべしと豆板餅・三丁目のコーヒー屋・ヤスパース「包括者」

実用車で小一時間VD補給。
三丁目のコーヒー屋で一服。
「哲学入門」を54ページまで読んだ。
第3講「包括者」
ヤスパース「哲学は、何が存在するか、という問いを持って始まっております。最初に存在するものは、いろいろな種類の存在者、世界内の事物、いろいろな形態の無生物と生物、といったような無限に多くのものであって、これらいっさいは来たり、そして去っていきます。しかし本来の存在、換言しますと、あらゆるものを結合し、あらゆるものの根底に横たわり、存在するものいっさいのものがそれから発生するところの存在とはいかなるものでありましょうか」
「世界観の一大系列を見るのであります。人びとはそれらをそれぞれ唯物論(いっさいは物質であり、自然機械的な生起である)とか、唯心論(一切は精神である)とか、物活論(万物は有心的な生ける物質である)とかいう名称で呼んでいるのであります」
「私たちの思惟する現存在の根本的事実としての主観=客観の分裂の意識化と、その中に顕現する包括者の意識化は、私たちにはじめて『哲学すること』の自由をもたらすのであります」